ホワイトニング コンシェルジュ-歯の変色の原因

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歯は何で変色するのですか?

歯の変色の原因は大きく分けて歯の内側からのものと外側からのものがあります。

歯の内側から黄色くなる原因の多くは加齢による変色です。歯には半透明のエナメル質の内側に象牙質という黄色い層があるのですが、さらにこの内側を歯の神経と血管が通っています。生えたての歯の象牙質は淡いクリーム色をしているのですが、肌の老化と同じで新陳代謝によって年々この色が濃くなってきてしまいます。またエナメル質も毎日の歯磨きや歯軋り、毎日の食事などで薄くなり、内側の象牙質の色が強くなってきてしまいます。この二つの相互作用により歯の色が黄色くなってきます。また、紫外線によっても歯の色が濃くなることがあります。年齢とは関係なく歯の神経をとってしまったり神経が死んでしまったりした場合でも象牙質が茶色に変色してきます。これは歯に栄養が行き渡らなくなったためで、一種の老化現象といえます。歯を白くすることはつまりアンチエイジングということです。

テトラサイクリンという抗生物質によっても象牙質の色が変色します。永久歯の象牙質ができてくる乳児から12歳くらいの間にこの薬を長期間飲むと象牙質に色素が沈着してしまい、歯の色がかなり濃くなったり歯に縞模様ができたりします。色は薬の種類によってグレーや茶色、オレンジ色などさまざまです。いずれにしても色が濃い場合には歯のクリーニングやホワイトニングだけでは白くする事が難しい場合があります。この他にも全身疾患によって歯の色が変わってしまうことがあります。またエナメル質ができるときに多量のフッ素を摂取すると、歯に白い斑点ができたり、一部分が茶褐色に変色することがあります。

次に歯の外側から起こる変色の原因ですが、まずなんと言っても飲食による歯への着色がNo.1です。タバコはもちろん、コーヒー、紅茶、ウーロン茶、赤ワイン、コーラなどの飲み物、カレーなど香辛料の強い食べ物、チョコレートなど日常口にしているものでも色素が歯についてしまいます。また、口紅も注意が必要です。その他では虫歯によるものがあります。初期虫歯は白くにごった色になり、表面がざらざらしてきます。さらに進行すると茶褐色や黒っぽくなってきます。こうなってくると虫歯を削って詰めなければなりません。また、虫歯の治療で詰めた金属が原因で黒っぽくなってくることがあります。この場合は原因となっている金属をはずし、黒くなってしまった部分をすべて削り取り白い材料で詰めなおす必要があります。これら虫歯が原因で起こってしまった変色には残念ながらホワイトニングの効果がありません。歯を白くする場合にはこれらの治療を済ませてからホワイトニングを行ってください。

加齢変化

歯の内側から黄色くなる原因の多くは加齢による変色です。歯には半透明のエナメル質の内側に象牙質という黄色い層があるのですが、さらにこの内側を歯の神経と血管が通っています。生えたての歯の象牙質は淡いクリーム色をしているのですが、肌の老化と同じで新陳代謝により年々この色が濃くなってきてしまいます。またエナメル質も毎日の歯磨きや歯軋り、毎日の食事などで薄くなり内側の象牙質の色が強くなってきてしまいます。この二つの相互作用により歯の色が黄色くなってくるのです。また、紫外線によっても歯の色が濃くなることがあります。年齢とは関係なく歯の神経をとってしまったり神経が死んでしまったりした場合でも象牙質が茶色に変色してきます。これは歯に栄養が行き渡らなくなったためで、一種の老化現象といえます。歯を白くすることはつまりアンチエイジングということです。

抗生物質(テトラサイクリン)

テトラサイクリンという抗生剤によっても象牙質の色が変色します。永久歯の象牙質ができてくる乳児から7歳くらいの間にこの薬を長期間飲むと象牙質に色素が沈着してしまい歯の色がかなり濃くなったり歯に縞模様ができたりします。色は薬の種類によってグレーや茶色、オレンジ色などさまざま。いずれにしても色が濃い場合には歯のクリーニングやホワイトニングだけでは白くする事が難しい場合があります。この他にも全身疾患によって歯の色が変わってしまうことがあります。

フッ素

エナメル質の形成期に多量のフッ素を摂取すると、歯に白い斑点ができたり、一部分が茶褐色に変色することがあります。この白斑はホワイトニングを行うことによって逆に目立ってしまう場合があり注意が必要です。軽い場合はホワイトニングで改善できますが、白斑が大きい場合や茶褐色が強い場合にはホワイトニングで白くならないことがあります。

豆知識

【宝塚班状歯訴訟】

日本で昭和46年に「宝塚斑状歯訴訟」という事件が起こりました。水道水にフッ素を入れることで虫歯を減らすことができることはすでに実証されており、欧米では一部の地域を除き実施されています。日本でも1960年代後半から水道水のフッ素化を兵庫県宝塚市と西宮市で始めたのですが、フッ素1ppmのところを倍量の2ppmのフッ素が入ってしまったのです。その結果、この水道水を飲んだ人たちにフッ素中毒の症状が出てしまい、訴訟問題にまで発展、フッ素を水道水から除去せざるを得なくなってしまったのです。

この事件以来、フッ素は危険ではないかという風潮が広がり日本の上水道のフッ素化が遅れているといわれています。フッ素中毒の症状のひとつに「歯牙フッ素症」というものがあります。エナメル質ができる乳児から7歳くらいの間にフッ素を過剰に摂るとエナメル質に白い斑点ができたり茶色くなったりしてしまうのです。軽度の歯牙フッ素症はホワイトニングで改善されますが、重度の場合は歯のマニキュアやセラミックス治療でなければきれいにすることができません。

外側からくる変色

次に歯の外側から起こる変色の原因を挙げてみましょう。まず、なんと言っても飲食による歯への着色がNo.1です。タバコはもちろん、コーヒー、紅茶、ウーロン茶、赤ワイン、コーラなどの飲み物、カレーなど香辛料の強い食べ物、チョコレートなど日常口にしているものでも色素が歯についてしまいます。また、口紅も注意が必要です。

その他では虫歯によるものがあります。初期虫歯は白くにごった色になり、表面がざらざらしてきます。表面だけの初期虫歯であればティースポリッシングによってきれいにすることができますが、さらに進行すると茶褐色や黒っぽくなってきます。こうなってくると虫歯を削って詰めなければなりません。そうなる前にお手入れをしてきれいな歯を保つことが大切です。

また、虫歯の治療で詰めた金属が原因で黒っぽくなってくることがあります。この場合は原因となっている金属をはずし、黒くなってしまった部分をすべて削り取り白い材料で詰めなおす必要があります。これら虫歯が原因で起こってしまった変色には残念ながらホワイトニングの効果がありません。歯を白くする場合にはこれらの治療を済ませてからホワイトニングに移ります。

代表的なものを挙げましたが歯の変色の原因には少数のものを含めるとまだまだあります。

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